稼プロ!事務局(22期)の藤川豊です。
年の瀬を迎えましたが、今年もあっという間に過ぎていったように感じています。振り返ってみると、慌ただしい中でも新しいことに挑戦する機会がいくつかあり、自分なりに前に進めた一年だったのではないかと思います。
そんなことを考えていたとき、鍵山秀三郎さんの著書『すぐに結果を求めない生き方』というタイトルが目に留まり、本棚から取り出して、付箋を貼ったページを読み返してみました。
鍵山さんは今年ご逝去されましたが、イエローハットの創業者として知られる一方で、日々の掃除など「凡事徹底」の大切さを、長年にわたって伝えてこられた経営者です。
読み返してみて、「確かにそうだなぁ」と感じることがいくつもありましたが、ここでは3つほどあげてみます。
一つ目は、仕事の「あり方」についての言葉です。
「考えるのは頭の仕事、働くのは体の仕事、感じるのは心の仕事。この三つがバラバラではいけない」。効率や成果物の提出を優先するあまり、作業になっていなかったか?常に心を伴って考えながら動けていただろうか??と、あらためて考えさせられました。振り返ると、こなすことで精いっぱいだった場面もあったように思います。
二つ目は、「余裕」についての考え方です。
鍵山さんは「余裕とは、先に楽しみがあるから生まれるものだ」と語っています。ところが今は、すぐに楽しみを取り、後から義務を片づける生き方に逆転してしまっている、とも述べています。目先の効率や損得だけでなく、「意味のあること」を積み重ねる姿勢の大切さを再認識しました。
三つ目は、「才能」に関する話です。
「才能を発揮している人とは、他人が『何だそんなことか』と思うことに真剣に取り組んでいる人だ」「微差の積み重ねが、やがて絶対差になる」。特別なことを探すよりも、自分が自然に続けられることを丁寧に磨いていくことが大事なのではないかと。
来年は、誰でもできる小さなことかもしれませんが、自分の得意な形で、一つずつ積み重ねていく。そんな一年にしたいところです。
本年も多くの方々にお世話になり、ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いします。